<Header>
<Author: 白居易>
<Title: 念金鑾子二首 一>
<Format: 格式不明>
<Year: 2011>
<BookName: 白楽天詩選（上）>
<Translator: 川合康三>
<style: 現代文無假名>
<style2: 日本現代譯文無假名標注>
<TranslatedTitle: 金鑾子（きんらんし）を念（おも）う二首（にしゅ）　其（そ）の一（いち）>
<BookPage: 242-244>
<UsedPage: 3>
<Feature: 1, 4>
<End Header>
<Poem>
衰病四十身，
嬌癡三歲女。
非男猶勝無，
慰情時一撫。
一朝舍我去，
魂影無處所。
況念夭札時，
嘔啞初學語。
始知骨肉愛，
乃是憂悲聚。
唯思未有前，
以理遣傷苦。
忘懷日已久，
三度移寒暑。
今日一傷心，
因逢舊乳母。
<End Poem>
<Translation>
病み衰えた四十の身、いたいけない三歳のむすめ。
男児ではないがそれでもいないよりはまし、気慰みにはなって時に撫でてやったりも したものだ。
それがある日突然、わたしを置き去りにしてゆき、魂も姿もどこにも見えない。
ましてや、夭逝したのは、「あー、うー」と言葉を覚え始めた時なのを思えば。
その時初めてわかったのは、骨肉の情とはこれ悲しみの集積であること。
生まれる前は何もなかったとむりやり考えて、理屈で胸の痛みを追い払った。
悲しみを忘れて日はやがて久しく、三度の夏と冬とを重ねていった。 
今日ふと悲しみを覚えたのは、かつての乳母にたまたま出会ったため。 
<End Translation>
<Formatted Translation>
病み衰えた四十の身、
いたいけない三歳のむすめ。
男児ではないがそれでもいないよりはまし、
気慰みにはなって時に撫でてやったりも したものだ。
それがある日突然、わたしを置き去りにしてゆき、
魂も姿もどこにも見えない。
ましてや、夭逝したのは、
「あー、うー」と言葉を覚え始めた時なのを思えば。
その時初めてわかったのは、骨肉の情とは
これ悲しみの集積であること。
生まれる前は何もなかったとむりやり考えて、
理屈で胸の痛みを追い払った。
悲しみを忘れて日はやがて久しく、
三度の夏と冬とを重ねていった。 
今日ふと悲しみを覚えたのは、
かつての乳母にたまたま出会ったため。 
<End Formatted Translation>